【メンサIQテストの対策方法】メンサ会員になるには?
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【メンサIQテストの対策方法】メンサ会員になるには?
高IQの人だけが入れる国際組織メンサに入ってみたい、もしくは自分も入れるかどうか興味をお持ちの方へ、メンサ入会方法のアドバイスから、メンサ会員になることでのメリットや考えておくべきデメリットをご紹介します。
目次
- メンサのIQテストを受ける前に、メンサとは何かを確認
- メンサ会員になる条件・テストを受ける方法
- メンサの入会テスト対策方法
- メンサのテストに十分な準備をすることが何故重要か
- 【メンサのIQテスト対策①】知能テストを実践する
- 【メンサのIQテスト対策②】記憶力を向上させるスーパーフードを食べる
- 【メンサのIQテスト対策③】科学的に実証された脳のトレーニングを実践する
- メンサのIQテスト対策①~③を実践してテストに臨む
- メンサ会員になるメリット・デメリット
- メンサ会員になるのは簡単ではない...けどテスト対策は可能!
メンサのIQテストを受ける前に、メンサとは何かを確認
上位2%のIQを持つ人だけが入れる高IQな国際団体
この記事を読んでいる人は、メンサという団体についてすでにご存じの方も多いかと思います。メンサとは、イギリスで設立され、今では世界中にそのメンバーがいる、人口の上位2%のIQを持つと認められた人だけが入れる国際団体です。入会するには、メンサのテストで優秀なスコアをおさめる必要があります。
メンサ会員になる条件・テストを受ける方法
メンサの入会資格・注意点
日本でメンサに入会するには3つの条件を満たさなくてはなりません。
1. 日本在住であること。
2. 15歳以上であること。※15歳以上の未成年が受験する場合は保護者の同意書が必要です。
3. 入会テストで全人口の上位2%以内のIQであると認められること。
また、メンサの入会テストは何回でも受けられるわけではありません。テストに落ちた場合、次回受験する際は1年以上の期間をあける必要があります。また、一生でその人がテストを受けられる回数は生涯で3回までですので、テストを受ける際はしっかりと対策をしておくことをおすすめします。
メンサ会員に必要とされる上位2%のIQってどのくらい?
一般的に、IQスコアは130以上あれば極めて優秀とされ、IQが130以上ある人は世界の人口の3%未満程度と言われています。メンサ入会の最も重要な条件である上位2%のIQと認められるには、130以上程度のIQが必要ということになります。
IQスコア | 一般的な知能評価の分類 | 人口に占める割合 |
---|---|---|
≥ 140 | 天才 | > 0.4% |
130-139 | 極めて優秀 | 2.3% |
120-129 | 優秀 | 6.4% |
110-119 | 平均の上 | 15% |
実際はIQテストの種類によって数値は前後しますが、今の自分のIQを知ることはメンサを受けるかどうかの大きな目安になります。興味がある方はぜひ無料のIQテストを活用してみてください。
メンサのテストを受けて入会するまでの流れ・費用
メンサに入会するまでの大まかな流れは以下のとおりです。
1. 公式ホームページより希望のテスト日時・受験地を選んで登録。
2. 当日、1時間程度の入会テストを受験。
3. 3~4週間程度で応募時に登録したメールアドレスへ合否結果が送られてきます。
4. 合格者は案内に沿って入会手続きを行います。
5. 手続き終了後、約2週間から2ヶ月程度で会員証が送られてきます。
メンサに入会するには、受験や入会の諸経費がかかります。合格した年の年会費が3,000円になる場合、入会の初年度に支払う金額は21,000円になります(受験料含む)。
受験料: 10,000円
(合格した場合)入会費: 3,000円
合格した年の年会費: 3,000円÷12ヶ月割×合格した年の残り月数
合格した翌年の年会費: 3,000円
会員証発行料: 2,000円
すぐに満員になってしまうメンサ入会テストの申込方法
メンサの入会テストを受けたい人がつまづく壁は、ランダムに発表されるテスト申込開始により受付枠がすぐに埋まってしまい、入会テストそのものが受けられないことです。
テストは全国各地で行われているため、地方に住んでいる人でも受けることができます。しかしテストの申込み受付は毎回決まった日に発表されるわけでもなく、しかも人気のためすぐに埋まってしまいます。
おすすめの方法は、申し込み情報のページが更新された際に通知が来るように設定しておくことです。設定の方法は様々ですが、ここではGoogle Chromeアプリ「Page Monitor」を使った方法をご紹介します。
アプリをGoogle Chromeにインストールしたら、メンサの入会テスト情報ページのページを「Monitor this page」より登録します。ページが更新されたことがPage Monitorのアイコンから通知が来たら、枠が埋まらない内にテストに申し込みましょう。
メンサの入会テスト対策方法
多くの人はメンサのIQテストは文化的に公正なテストであり、対策は不可能だと言います。これは、言語学、算数、数学、科学、歴史の知識は不要であることを意味します。これらの専門知識を持つことはIQの高さ、低さには直結しないということです。しかし、記憶力を鍛えたり、脳のトレーニングをしたりすることにより知能を向上させること(すなわちメンサのテストへの対策をすること)ができることは科学的に証明されており、メンサのIQテスト対策は不可…というのは誤解です。また、当サイトにある無料の知能テストなどの既存のIQテストを実践することにより、誰でもメンサのテストに向けて対策ができます。
メンサのテストに十分な準備をすることが何故重要か
メンサのテストに臨む前には、十分に休養をとり、適切な食事をとることが重要です。疲労や空腹の状況でメンサのIQテストに臨むと結果に悪影響を及ぼします。十分に食事や水分をとり、しっかりと睡眠を取った方が良いでしょう。
協会のルールにより、メンサのテストは生涯で3回までしか受けることができません。人口の上位2%以上に入り、メンサの会員になるには心身ともに万全な準備をする必要があります。実際のIQテストをいくつか実践し、精神的にも体力的にも準備を整えましょう。
では、メンサのIQテストの準備として最適な方法は何でしょうか?自分で実践できる3つの方法をご紹介します。
【メンサのIQテスト対策①】知能テストを実践する
当Worldwide IQ Testでは、経験豊富な医療の専門家により作成された幅広いラインナップの知能テストを提供しています。これらのテストで自身の知能レベルを測ることができ、また、このページでご紹介する方法でさらにその知能を向上させることができます。
知能テストによって知能が向上するかというと、直接的には向上しませんが、当社の知能テストを実施することにより、どのような質問がされるかなど、一般的に知能テストがどのようなものかを理解することができます。そのため、メンサのテストを受ける前にいくつかの知能テストを実践することにより、少なくとも何点かは稼ぐことができるでしょう。
【メンサのIQテスト対策②】記憶力を向上させるスーパーフードを食べる
前述のように、休養と食事は知能向上の重要な要素です。化学的な調査により、特定の栄養素が脳の働きを高めることが明らかになっています。
スーパーフードによって知能が向上することはありませんが、認知能力を高めるのに必要なビタミンや栄養素を含有しています。
その一例がブルーベリーです。ブルーベリーは総合的に健康を促進する食べ物として長年スーパーフードと考えられてきました。様々な調査によってそれは実証されており、いまでも新しい調査結果による証拠が定期的に示されています。ブルーベリーが健康に良いのはアントシアニンが多く含まれているからで、近年の研究によると、ニューロン新生も促進することがわかっています。すなわち、脳の発達を促すということを意味します。
もう一つの重要な栄養素は鮭やマグロなど冷水魚に含まれるオメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸は、正常細胞の代謝、特に脳の代謝に重要(ポリ不飽和脂肪酸の40%をDHAが占める)です。
3つ目のスーパーフードは緑茶です。緑茶による人の心を落ち着かせる効果は、アジアで何百年も前から知られていましたが、心臓血管、認知力にも大きなメリットあります。緑茶の継続的な摂取は、最大血圧(2-3mmHg)、空腹時血糖、血中のLDLコレステロール値(悪玉コレステロール)を下げ、さらには心血管死亡率を5%へ減らすことにもつながるのです。
4つ目の栄養素はターメリックの主な成分であり、食べ物の着色によく使用されるクルクミン、またはジフェルロイルメタンです。ある調査では、クルクミンの定期的な摂取には糖尿病を防ぐ効果があることがわかっています。
他にも慢性的なストレスや炎症生疾患を防ぐ働きもあります。ブルベリー、クルクミン、オメガ3脂肪酸、緑茶の健康上のメリットについて詳しく知りたい方は記憶力を自然に向上させる方法をご覧ください。
適切な栄養素をとっていないと、知能や記憶力は加齢とともに衰えていきます。スーパーフードを取り入れ、過度な飲酒や喫煙を避けることにより、20年ほど知能の衰えを防ぐことができます。
【メンサのIQテスト対策③】科学的に実証された脳のトレーニングを実践する
IQテストやメンサのテストの結果は変わらないという主張を耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、これは古く、間違った考え方であり、作業記憶のトレーニングの実施によって知能テストの結果は向上することが科学的に実証されています。その一つに、知能テストの結果は5ポイントも向上させることのできるデュアルN-Back課題があります。
IQテストで5ポイントアップを目指したい方は、IQを上げる方法に関する記事をご覧ください。
ご覧の通りIQテストの対策はやってみる価値があるのです。
メンサのIQテスト対策①~③を実践してテストに臨む
これまで、メンサのテストの準備の方法をいくつか見てきました。これまでの方法を全て実践し、準備を万全にすることによってIQテストで何点かポイントアップを目指せます。
メンサのテストは一度受けたら、次回は一年待たないと受けることが出来ません。ぜひ万全の対策をしてテストに臨んでください。
メンサ会員になるメリット・デメリット
メンサに興味はあるけど、様々な壁を突破してまで入るメリットはあるのかどうか、メンサ会員の声を集めてみました。
【メリット①】メンサ会員のコミュニティに入れる
メンサにはSIG(Special Interest Group)という特定分野におけるコミュニティが約200以上あります。様々なバックグラウンドや自分と近い興味関心、そして高いIQを持つ人達とつながりを持てることはメンサ会員の大きなメリットです。また、IQが高い人同士だとお互いの会話がスムーズで嬉しい、という声も多く見られました。
【メリット②】自分への自信につながる
メンサの入会テストに合格したことや、会員になることで他の人から一目置かれたことが自分の自信につながったというケースも。ただしメンサに入っているからと職場で必要以上に期待されてプレッシャーになってしまうこともあるので、自分がメンサに入っていることを周りに伝えるかどうかはよく考えてみたほうが良いかもしれません。
意外なデメリットは会員費?
メンサに入るデメリットは基本的にはありません。前述のように周りに変な期待をされることを除いては、毎年3,000円かかる年会費くらいでしょうか。お笑い芸人のパックンマックンのパックン(パトリック・ハーラン)も、昔アメリカのメンサ会員でしたが、年会費を払うのが嫌で退会したそうです。
メンサ会員になるのは簡単ではない...けどテスト対策は可能!
メンサ会員になれる可能性があるなら、一度は受けてみたいメンサの入会テスト。枠がすぐに埋まってしまうテストを受験をするだけで狭き門、受かるのはさらにごく一部の人だけですが、ご紹介したとおりIQテストの対策やトレーニング方法も存在します。もしIQテストで優秀なスコアがとれたら、ぜひチャレンジしてみてください。